「チェットベイカー・シングス」を聴いた後で映画「ブルーに生まれついて」を観る


ども、しげりんです。

突然ですが私はチェット・ベイカーが大好きです。

彼の一番有名なアルバム「チェット・ベイカー・シングス」は私のドライブの定番でもあります。

このブログもこのアルバムを聞きながら書いています。

名盤「チェット・ベイカー・シングス」


チェット・ベイカー・シングスのアルバムジャケット

Amzonプライムミュージック で無料で聞くこともできます。

知らない人も多いと思いますので少し説明すると、チェット・ベイカーは1950年代後半に活躍したウエストコースとジャズのとトランペット奏者でボーカリストでもあり、その中性的な魅力的な声で大人気を博しました。

トランペッターのチェットが歌い始めたのは50年代からですが、54年に発表したこの作品が彼のシンガーとしての地位を世界的なものにしたのでした。

ちょっと物悲しい響きのある声でがなんとも言えない魅力があります。

この頃はこの声と甘いマスクでアイドルのような人気もありジャズ界のジェームス・ディーンと言われました。

しかし50年代後半から60年代年ころから彼は薬と酒に溺れてしまい頻繁にトラブルを頻繁に起こしてしまい、晩年は悲惨な事になってしまいます。

晩年の彼は演奏会場に入る時に薬と酒でやつれた彼を誰チェット・べイカーだと判らず会場に入れてもらえなかったという逸話いたことがあります。

1988年に滞在先のアムステルダムのホテルで部屋から転落死するという悲劇的な最期を迎えました。

その彼を描いた一本の映画あります。2016年の「ブルーに生まれついてBORN TO BE BLUE」です。


映画「ブルーに生まれついてBORN TO BE BLUE

ブルーに生まれるいての宣伝画面
公演先でもトラブル続きで国外で何度も逮捕されました。

1970年頃のチェットを描いた映画「ブルーに生まれついてBORN TO BE BLUE」はトラブルで逮捕されたイタリアの留置所から始まります。

破滅的な生き方を続ける彼が薬と借金のトラブルで前歯を折られてしまい演奏ができなくなってしまうのですが、ある女性との出会いをきっかけに再び再起を図ろうとします。しかし・・・・

心の弱いろくでなしだけどたまらなく魅力があり、見ているだけで辛くなる彼の破滅的な生き方をイーサンホークがクールに熱演しています。

この映画はAmazonプライムビデオで無料で観る事ができます。

「ブルーに生まれついてBORN TO BE BLUE」

私もAmazonプライムビデオで観るまでこの映画のことを知りませんでした。

地味な映画ですが彼のファンのみならずジャスが好きな人は元のほか、彼を知らない人でもこの破滅的行き方をしながらも音楽を追及する悲しいアーチストの生き方に心打たれるのでないでしょうか?

映画を観る前に「チェット・ベイカー・シングス」を聞いて聞いて下さいね。

有名なMy Funny Valentineは映画の中でも大切なシーンで使われていますから。


「ブルーに生まれついてBORN TO BE BLUE」

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